20代一人暮らしの固定費を見直す方法7選|無理なくお金が残る仕組みをつくる

給料日には、それなりにお金が入ってくる。

なのに月末になると、
「今月もあんまり残らなかったな」となる。

社会人になってから手取りは少しずつ増えているはずなのに、なぜか口座残高は右肩上がりにならない。20代半ばになった僕自身、ふと通帳を見てそんな焦りを感じた時期がありました。

そこからお金について色々と調べて気づいたのは、節約=毎日の我慢にする必要はないということです。

コンビニのコーヒーを我慢したり、友達からの誘いを断ったり、欲しい服を諦めたり。そういう気合いと根性に頼る節約は、結局ストレスが溜まって続きません。

頑張るべきは、日々の支出を削ることではなく、毎月自動的に出ていく「固定費」を確認すること。

一度仕組みを整えてしまえば、あとは普通に生活しているだけで勝手にお金が残っていきます。この記事では、僕と同じように「もっとお金に余裕のある大人になりたい」と思う人に向けて、無理なくできる固定費の見直し方を紹介します。

そもそも「固定費」って何?

私たちの生活にかかるお金は、大きく「固定費」と「変動費」の2つに分けられます。

固定費の例
・家賃
・スマホ料金
・インターネット回線
・保険料
・サブスク  など

変動費の例
・食費
・交通費
・洋服代
・趣味や娯楽費
・日用品  など

多くの人が節約しようと思い立つと、食費を削ったり安いスーパーを探したりと「変動費」から手をつけてしまいがちです。

でも、本当に効果が大きいのは固定費の見直し。

ここで一番大切なのは、世間の平均データと比べることではありません。「自分の口座から毎月いくら出ているのか」を知ることです。

固定費は一度見直せば、その効果が毎月ずっと続きます。
まずは小さな見直しから始めてみましょう。

20代一人暮らしで見直したい固定費7選

では、具体的にどの項目を確認すべきか。一人暮らしの20代が見直しやすい順に7つピックアップしました。

① スマホ料金

一番最初に見直したいのが、スマホの通信費です。
毎月なんとなく払っているその料金、実は自分の使い方に合っていないかもしれません。

確認してほしいのは以下のポイントです。

毎月実際に使っているデータ通信量

現在の料金プランと基本料金

電話(通話)の頻度

初月だけ加入してそのままの不要なオプション

端末代の分割残債

今は大手キャリアの他にも、オンライン専用プランや格安SIMなど、品質が良くて安い選択肢がたくさんあります。

もちろん「絶対に格安SIMにすべき」とは言いません。仕事で常に安定した通信が必要な人や、店舗での手厚いサポートを受けたい人もいるはずです。

今の料金が高いのか分からない人は、まず自分の使用量に合うプランがあるか比較してみるところから始めてもいいと思います。

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② インターネット回線

自宅に引いている固定回線(Wi-Fi)も、本当に今の契約が必要か確認してみましょう。

スマホのデータ容量を大容量プランにすることで、自宅のWi-Fiを解約できるケースもあります。

ただし、PCでオンラインゲームをする人、動画編集など大容量のデータを扱う人、在宅勤務でビデオ会議が多い人は固定回線が必須な場合も多いです。安さだけを求めて通信環境を悪化させると生活の質が下がるので、自分のライフスタイルとのバランスを見て判断してください。

③ サブスク(定額制サービス)

【記事内画像挿入:白背景・黒線画のスマホ画面とクレジットカードを模したシンプルなイラスト】

個人的に一番「隠れ出費」になりやすいのがサブスクです。
今すぐ、クレジットカードの明細を開いてみてください。

動画配信、音楽、ゲーム、スマホアプリ、クラウド容量、あるいは全然通っていないジムなど、「契約したことすら忘れているサービス」はありませんか?

例えば「月額980円」と聞くと安く感じますが、年間で見るとこうなります。

980円 × 12か月 = 11,760円

全く使っていないサービスに年間1万円以上払っているとしたら、かなりもったいないですよね。1ヶ月以上使っていないものは、思い切って一度解約してみるのがおすすめです。必要になったらまた登録すればいいだけですから。

④ 保険

20代になると、会社の付き合いなどで保険に入る人も増えます。
ここで注意したいのは「若いから保険なんて全部解約していい」という極端な判断はしないこと。

確認すべきなのは以下の点です。

何のための保険なのか(医療?死亡?)

毎月いくら払っているのか

自分に万が一のことがあったら誰が困るのか

勤務先の福利厚生や公的保障(高額療養費制度など)でカバーできないか

分からないまま勢いで解約するのは危険ですが、分からないまま毎月数千円〜数万円を払い続けるのも同じくらい危険です。自分が何にお金を払っているのか、一度証券を確認してみてください。

⑤ 電気・ガス

電気をこまめに消す、シャワーを短くする。こうした毎日の小さな努力も素晴らしいですが、もっと根本的な見直しがあります。

それは、契約している会社や料金プラン自体の変更です。

電力やガスは自由化されており、スマホとのセット割が適用されるプランや、自分の生活時間帯に合ったプランを選ぶことで基本料金が下がる可能性があります。

住んでいる地域や現在の使用量によってどこが一番安いかは変わるので、「絶対に〇〇社がいい」という正解はありません。検針票を手元に置いて、シミュレーションサイトで比較してみるのが一番確実です。

⑥ 車関連費

車を所有している人は、生活費の中でかなり大きな割合を占めているはずです。

車のローン、駐車場代、ガソリン代、任意保険、車検、毎年の税金、そしてメンテナンス費用。

地方にお住まいで「車がないと生活や仕事が成り立たない」という方にとって、車は立派な生活必需品です。無理に手放す必要は全くありません。

ただ、もし「週末に近所のスーパーへ行く時しか乗っていない」「都心で電車移動の方が便利になった」という場合は、カーシェアやレンタカーへの切り替えを検討する価値は十分にあります。

⑦ 家賃

固定費の中で最も大きな金額になるのが家賃です。

家賃が下がれば劇的に固定費は削れますが、家賃を下げるためだけに今すぐ引っ越すことはおすすめしません。

なぜなら、引っ越しには数十万円の初期費用がかかり、通勤時間の増加や周辺環境の変化など、生活の質(QoL)に直結するからです。

無理に今の家を出るのではなく、賃貸の更新時期、転職、同棲など「ライフスタイルが変わるタイミング」で、自分の収入に見合った家賃設定を見直すという考え方を持っておきましょう。

どの固定費から見直す?行動のハードルを下げる

【記事内画像挿入:白背景・黒線画の階段をのぼるようなステップ図解。下から「サブスク」「スマホ」「ネット」と続く】

7つ紹介しましたが、「よし、今日全部やろう!」と意気込むと必ず挫折します。
見直す順番は、手間がかからず生活への影響が少ないものから始めるのが鉄則です。

おすすめの順番はこちら。

サブスク

スマホ

インターネット回線

電気・ガス

保険

家賃

上が一番簡単で、下に行くほど生活への影響や手続きの手間が大きくなります。

今日やることは、クレジットカードの明細をスマホで開いて、使っていないサブスクを1つ解約するだけ。あるいは、スマホの料金プラン画面にログインするだけ。それだけで十分な第一歩です。

固定費を月5,000円減らせたらどうなる?

仮に、スマホプランの変更と不要なサブスクの解約で、月に5,000円の固定費を削れたとします。

たかが5,000円と思うかもしれません。
でも、これが「仕組み化」のすごいところです。

月5,000円

年間:60,000円

5年間:300,000円

誰でも必ず5,000円削れるわけではありませんが、一度設定を変えるだけで、その後は何も我慢していないのにこれだけのお金が手元に残るようになります。

浮いたお金をそのまま使わない(最重要)

ここで非常に重要なポイントがあります。

固定費を5,000円削減できたとして、その浮いた5,000円を「ちょっといいランチ」や「飲み代」に回してしまったら、結局口座の残高は増えません。

削減できた分のお金は、先取りで自動積立に回す仕組みを作って初めて意味を持ちます。

給料が入った瞬間に、削った固定費分を別の口座や投資に自動で移動させる。そうすれば、手元に残ったお金は全部使い切っても、裏では確実に資産が育っていきます。

具体的な貯金の目安や、自動で貯まる仕組みの作り方については、こちらの記事で詳しくまとめています。

【内部リンク:20代後半の貯金記事】

削らない方がいいお金もある

【吹き出し(やまた)】
全部切り詰めるのが正解だとは思っていません。
【吹き出し終わり】

固定費を見直そうと伝えてきましたが、一つだけ気をつけていることがあります。
それは、「本人が本当に価値を感じているものまで削る必要はない」ということです。

旅行、趣味、健康への投資、仕事のための勉強、好きなファッション、大切な人との食事。

そういった、自分の心を豊かにしてくれるものや、将来への自己投資にかけるお金まで「節約」という名目で削ってしまうと、何のために働いているのか分からなくなってしまいます。

価値を感じない無駄な固定費を減らして、自分が本当に価値を感じるものにちゃんと使う。これが、大人のお金の整え方だと僕は思っています。

まとめ|我慢する節約から「勝手に残る仕組み」へ

今回は、20代一人暮らしの男性に向けて固定費を見直す方法をお伝えしました。

スマホ料金

インターネット回線

サブスク

保険

電気・ガス

車関連費

家賃

まずは今日、通勤電車の中や寝る前の5分で、スマホの明細を開くところから始めてみてください。使っていない契約を1つ見つけて解除できたら、それだけで大成功です。

お金を整える目的は、ただケチになってお金を使わないことではありません。
無駄な流出を止めることで、自分が本当に使いたいものに、気持ちよくお金を使えるようになることです。

我慢の節約は今日で終わりにして、少しずつ「勝手にお金が残る仕組み」を作っていきましょう。

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